胡蝶蘭の植え替え

胡蝶蘭の花は1ヶ月以上楽しむことができますが、花が散った後も枯れてしまうわけではなく病気にかかったり根腐れをしない限りは、何度でも花を咲かせることができます。

胡蝶蘭が枯れる原因の多くは、水をやりすぎたことによる根腐れや直射日光による葉やけです。

これに気をつければ胡蝶蘭は枯れることなく長く育ててあげることができます。

胡蝶蘭の寿命をのばすためには定期的に植え替えを行うことが大事です。

花が咲き終わった植え替えを行います。ベストな時期は4月ですが、それ以降でも植え替えは可能です。ただ遅くても6月までには行うことをおすすめします。

もし病気などが見つかれば6月以降であっても植え替えを行う場合もありますが、できるだけ夏や冬は避けるようにしましょう。

胡蝶蘭の植え替えに必要なものは用土です。用土にはミズゴケやバークが一般的ですが、それ以外にも炭やベラボンなどもあります。

ただ元々ミズゴケで栽培されていたものはミズゴケで育てた方が失敗は少ないといえます。

胡蝶蘭は養生植物で木の樹皮の割れ目に養生し生長する植物ですから、可能な限りその環境に近づけてあげるのが大事です。

土で育つ植物ではありませんから、間違えても土に入れ替えたりせず、ミズゴケならミズゴケ、バークならバークの新しいものに植え替えるようにしましょう。

ミズゴケは20年以上の実績があり育成方法もある程度確立されてきた栽培方法ですが、根腐れを起こしやすいなど問題も残っています。

バークは炭素と窒素の比率が最適に調整されていますから、肥料の吸収に優れ根も張りがよく簡単に栽培できるというメリットがあります。

日本では胡蝶蘭の栽培はミズゴケが主流でしたが、原産地では木に養生して生長していますからバークでの育成が適していると考えられ、バークでの生産が近年広がってきています。

炭は根草れを起こしにくいというメリットがありますが、肥料の管理が難しく良い花を咲かせることが難しい栽培方法といえます。

ベラボンは以前は品質に問題があり腐食しやすいというデメリットがありましたが、近年は改良され根腐れも起こしにくくなってきています。

胡蝶蘭は熱帯地域で自生している花ですから、冬の寒さは非常に苦手です。そんな胡蝶蘭を気温の低い時期に戸外においてしまうと枯れてしまいますから注意しましょう。

また寒さに弱いからといって直射日光にあててしまうと葉やけを起こして株自体が弱る原因になりますから、室内に置くときはカーテン越しの日差しが最適です。

戸外に出す場合も直射日光が当たらない場所で季節によって置き場所を変えるのがポイントです。

蘭は基本的に過度な湿気を嫌いますから、水のあげすぎには注意しましょう。

ミズゴケがある場合には中心部分が完全に乾いたのを確認してから水をあげます。気温が低い時期は生長が止まりますから、水やりは控え根腐れをしないように注意しましょう。

そのほかにも、肥料の与え方で失敗する例も少なくありません。

種類によっても肥料を与える時期や量も異なりますが、基本的には新芽が出てから花が咲いている間は2ヶ月に1回程度、表面の土の上に欄用の肥料を与えます。

胡蝶蘭は初心者には育てるのが難しい花だと思われるかもしれませんが、環境が整っていればお世話はそれほど難しくはありません。

胡蝶蘭は南国の花ですから寒さが苦手で、15度を下回ると生長を止めてしまいます。

また湿度が20パーセント以下になると菌が繁殖してしまいますから、部屋全体の湿度を50~60パーセントに保つことも大事です。

胡蝶蘭を長持ちさせるためには、水やり・置き場所・植え替えが重要です。

胡蝶蘭を長持ちさせようと思ってたっぷりと水をあげてしまうと、根腐れを起こしてしまいます。

もともと熱帯雨林地域の木々に根を絡ませて生育していますから、水をあげすぎてしまうと根が蒸れて腐ってしまいますから、生育期はコップ半分から1杯の水を1週間~10日間隔で与えます。

冬場は生長が止まりますから、3週間~1ヶ月の間隔で十分です。

受け皿に水がたまっていると根腐れの原因になりますからたまっていたらこまめに捨てるようにしましょう。

胡蝶蘭は暑さと湿気には強い植物ですが、寒さには弱いため長持ちさせるためには置き場所も大変重要です。

室内・屋外どちらに置いても問題ありませんが、明るく風通しの良い暖かいところにおいてあげましょう。

適温は20度前後、湿度は50~80パーセントが長持ちさせる適切な温度と湿度になります。

植え替えは胡蝶蘭を長持ちさせるためには必要不可欠な作業です。

ただ頻繁に植え替えれば良いというわけではなく、鉢から根がはみ出してきた時や、寄せ植え、2年以上植え替えをしていない場合に行うようにしましょう。

鉢から根がはみ出してきた時は一回り大きな鉢に植え替えてあげる必要があります。その際カビが発生していないか、汚れがないかどうかを確認しておきます。

ミズゴケなどは古くなるとカビが生えて腐ってしまいますから、2年以上植え替えをしていない場合は植え替えをしてあげる必要があります。

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